こんにちは!
世田谷区等々力のけいこくの森動物病院です🌳
今回は、「口をカタカタ鳴らす」という症状を主訴に来院された、
16歳のカニンヘンダックスフンドさんの症例をご紹介します。
口をカタカタ鳴らす様子が気になって来院
飼い主さまが気づかれたのは、下あごが小刻みに震えるように動き、カタカタと音がする様子でした。
高齢ということもあり、「寒さのせい?」「神経の病気では?」と心配されてのご来院でした。
このようなチャタリングと呼ばれる症状は、実は歯やお口のトラブルが関係していることもあります。
お口の中を確認すると…
診察では、歯肉の赤みや歯石の付着が確認され、慢性的な歯周病が疑われる状態でした。
一見すると大きな異常がないように見えても、歯周病はゆっくり進行し、強い不快感や痛みを引き起こすことがあります。
レントゲン検査で分かったこと
📷 歯科レントゲン写真(アンキローシス)

歯科用レントゲン検査を行ったところ、歯と顎の骨が癒着してしまう「アンキローシス」が全体的に進行していることが分かりました。レントゲン上で歯根膜が消失しているのがわかります。
治療について
歯科診断により、現時点で抜歯が適応となる歯は認められませんでした。そのため今回は全身麻酔下でのスケーリング(歯石除去)とポリッシングを実施しました。
治療前(左)・治療後(右)


1週間後の再診
歯肉の赤みが明らかに改善し、チャタリングがほとんど見られなくなったことが確認できました。
チャタリングの原因はひとつではありませんが今回のように、歯周病が関係しているケースも決して少なくありません。
特に高齢のわんちゃんでは、「食べられているから大丈夫」と思われがちですが、慢性的な違和感を我慢していることも多いのが現実です。高齢でも、歯科治療で生活の質が変わることがあります
まとめ
今回の症例では、歯石除去と歯周ケアを行うことで、チャタリングという症状の改善が認められました。
年齢だけを理由に治療を諦めるのではなく、その子に合った方法を選択することで、毎日の快適さ(QOL)を向上させられる可能性があります。
小さなサインでも、ぜひ一度ご相談ください。
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