けいこくの森動物病院
TEL 03-3704-1014

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〒158-0082 東京都世田谷区等々力1-34-18

けいこくの森動物病院

猫のざ瘡(猫ニキビ)について

こんにちは! 

世田谷区等々力にあります、けいこくの森動物病院です🐶🐱

今日は猫の皮膚トラブルの一つであるざ瘡(猫ニキビ)についてご紹介します。

 

ざ瘡とは?

ざ瘡は、猫の顎や顔の皮膚にできる、黒いポツポツした塊や小さな傷のことを指します。

 

原因

ざ瘡の原因にはいくつかの要因が関与していますが、以下にその主なものを挙げます。

  1. ストレス: 猫がストレスを感じると、顎の周りで興奮や不安を表現することがあります。この興奮や不安が、皮脂腺の過剰な分泌を引き起こし、ざ瘡の原因になることがあります。

  2. 皮脂の過剰分泌: 一部の猫は、皮脂腺からの過剰な皮脂分泌によって、ざ瘡を引き起こすことがあります。

  3. フードの問題: 猫の食事に問題がある場合、例えば適切な栄養素が不足している場合、皮脂腺の異常な活動を引き起こす可能性があります。

  4. アレルギー: 猫が食物アレルギーまたは接触アレルギーの場合、そのアレルギー反応がざ瘡を引き起こす可能性があります。猫が食事の後に顎や口の周りをかゆがる場合は、食器に対するアレルギーを疑いましょう。

  5. 感染:猫は、食事の後に口の周りをなめてきれいにしようとします。このときに、口の中の雑菌が顎の下についてしまいます。また、食器の傷には細菌やカビが繫殖しやすく、このような食器でフードを食べていると、食事の度に顎が食器の雑菌に触れてしまい、感染しやすくなってしまいます。

 

対処法

ざ瘡を治療し、再発を防ぐためには、以下のような対処法が役立ちます。

  1. 診断: 猫にざ瘡が見られる場合は、まず動物病院に相談しましょう。

  2. ストレスの軽減: 猫がストレスを感じている場合は、その原因を特定し、できるだけストレスを軽減するよう努めましょう。たとえば、猫に安全で安心な環境を提供したり、適切な遊びやリラックスの時間を与えることが役立ちます。

  3. 適切な食事: 猫に適切な栄養素を提供することは非常に重要です。動物病院で相談し、猫に合った栄養バランスの取れた食事を与えることが大切です。

  4. 薬物療法: 重度のざ瘡の場合、抗生物質や消炎剤などのお薬を処方することがあります。

 

予防

ざ瘡の予防は、口の周りを清潔にすることです。

アレルギーが原因でざ瘡になることもありますが、口の周りに雑菌がついていると悪化しやすくなりますので注意が必要です。

 

まとめ

ざ瘡は猫の顔や顎の皮膚にできるポツポツや小さな傷であり、ストレスや皮脂の過剰分泌などが原因となります。治療法はさまざまですが、適切な対処法により、猫の健康を守ることができます。

 

気になることやご質問がありましたら、けいこくの森動物病院までいつでもご相談お待ちしております。

 

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