けいこくの森動物病院
TEL 03-3704-1014

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〈症例紹介〉軟口蓋切除・外鼻孔拡張術を実施した症例 短頭種

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新年明けましておめでとうございます。

今年も何卒よろしくお願いいたします。

いよいよ2024年がスタートしました。みなさまはどんなお正月をお過ごしでしょうか。

 

先日、当院でフレンチブルドックちゃんの軟口蓋切除外鼻孔拡張の手術を行いました。

フレンチ・ブルドックパグなどの短頭種と呼ばれる犬種では短頭種気道症候群と呼ばれる特有の疾患があります。

症状には・・・

・寝ている時にいびきをかく

・呼吸時、興奮時したときにガーガーと音がする

・呼吸困難

・チアノーゼ (酸素不足により舌が紫色になる)

・失神 などがあります。

最悪の場合、亡くなってしまうこともあります。

 

今回、気道を塞ぐ原因となる軟口蓋を切除し、鼻の穴を広げる手術を行いました。

 

①手術前のノドの様子

軟口蓋が長く、気道を塞いでいます。(糸で牽引しているのが軟口蓋)

②軟口蓋切除後 (ノドの奥が見えるようになりました)

③外鼻孔拡張術(左:処置前 右:処置後)

この手術を受けることで、呼吸がとても楽になります。

日常生活に大きなメリットのある手術になりますので、是非一度ご検討ください。

当院では、短頭種のワンちゃんの手術も数多く実施しております。

ぜひお気軽にご相談ください。

 

獣医師 日塔

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