けいこくの森動物病院
TEL 03-3704-1014

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〒158-0082 東京都世田谷区等々力1-34-18

けいこくの森動物病院

犬の免疫介在性血小板減少症(ITP)について

こんにちは!世田谷区等々力にあります、けいこくの森動物病院です。
狂犬病の予防接種は打ちましたでしょうか?世田谷区在住の方は世田谷区からのハガキが届いていましたら、6月までに病院で接種してもらえると、院内で手続きも完了できます。ハガキを忘れずにご来院ください。

本日は怖い病気である血液疾患の一つである免疫介在性血小板減少症(ITP)について説明します。

犬の免疫介在性血小板減少症(ITP)は、免疫系の異常によって引き起こされる血液の異常です。通常、血液中の血小板が減少し、止血能力が低下します。これは免疫系が体内の健康な血小板を攻撃することによって起こります。


犬のITPの原因は明確ではありませんが、免疫系が体内の自己組織を攻撃する自己免疫疾患の一つと考えられています。これは通常、ワクチンや他の病気、薬物の副作用などによって引き起こされることがあります。

ITPの兆候には、以下のようなものがあります:
1. 症状のない血小板減少:犬は元気であり、他の症状がないにもかかわらず、偶然に発見されることがあります。
2. 出血:鼻血や歯茎からの出血、血尿などの出血の兆候が見られることがあります。
3. 皮下出血:犬の体のどこかに、皮膚の下に出血が見られることがあります。
4. 体内出血:内臓の出血が起こり、腹部腫脹や貧血などの症状が現れることがあります。

多くは急に元気がなくなったり、お腹にシミみたいな痕があるなどという症状で来院されるケースが多いです。

ITPの診断は、血液検査や骨髄細胞の検査などを通じて行われます。

治療法には、ステロイドや免疫抑制剤の投与、血小板輸血などがあります。早期の診断と適切な治療は重要です。


犬のITPは重篤な状態に進展する可能性がありますが、多くの場合、治療によって管理できます。
しかし、早期の治療と定期的なフォローアップが必要です。愛犬の健康状態が気になる場合は、早めに動物病院まで相談することが重要です。


東京都世田谷区、等々力、玉川、上野毛、尾山台、自由が丘、田園調布で、歯でお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。


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