けいこくの森動物病院
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陰部から膿が出る?犬の包皮炎について

こんにちは!世田谷区等々力のけいこくの森動物病院です。

今回は犬の包皮炎について紹介します。

犬の包皮炎は、飼い主の方々が気付きやすい一般的に犬でよく見られる問題です。包皮炎は、文字通り犬の陰茎の包皮周辺に炎症が生じる状態を指します。これは皮膚に常在する細菌の感染が原因で起こることがあります。また、アレルギー反応や皮膚の刺激、遺伝的要因、ホルモンなども関与することがあります。

 

○症状

包皮炎の症状には、包皮や陰茎の赤みや腫れ、、包皮から白色やクリーム色の膿のような液体が出る、異臭、陰茎を気にして舐める行動をとる、排尿時の痛みなどが含まれます。これらの症状が見られた場合は、早めに動物病院に相談することが大切です。包皮炎は放置すると尿道や膀胱に重篤な感染症を引き起こす可能性がありますので、早めの診断と治療が必要です。

○治療

治療法として、状態に合わせた適切な処置を選択します。一般的には、包皮内の洗浄、抗生物質の処方、抗炎症薬の処方などが行われます。軽度な場合には薬は使用せず包皮内の洗浄と消毒だけで経過を見ることもあります。感染が強い場合には抗生物質の外用または内服剤を使用したり、痛みがある場合には抗炎症薬を使用します。また、再発しやすい病気のため、一度治癒した後も定期的な洗浄や健康チェックが重要です。清潔な環境の維持や適切なケアを行うことで、包皮炎の再発を予防することができます。また、ホルモンも関与しているため、去勢手術により再発しにくくなることもあります。

○まとめ

犬の包皮炎は早期の発見と治療が重要です。放置すると症状が悪化し、重篤な問題につながる可能性もあります。飼い主の方々は、犬の健康を守るために、包皮炎についての知識を深め、定期的な健康チェックを行うことをお勧めします。包皮炎は犬にとって不快な状態であり、その影響は日常生活に及ぶことがあります。症状が改善されるまでは根気よくケアしていくことを心がけましょう。早期の対処と適切なケアにより、犬の包皮炎は通常問題なく管理できることが多い病気です。

 

 

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