歯茎に傷がついているな・・・と感じたことはありませんか?もしかしたら咬み合わせが悪く歯が歯茎にあたってしまっているのかも💦

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こんにちは!

世田谷区等々力にあります、けいこくの森動物病院です🌳

今回は不正咬合についてお話します。

乳歯の生え変わる時期など、お口の中をチェックしてみましょう!

不正咬合とは

不正咬合とは、歯のかみ合わせが正常ではない状態のことです。

どんな状態?

本来、上の歯と下の歯はきちんと噛み合うように並びますが、不正咬合になると

  • 前歯が合わない(上の歯が出すぎている、逆に下の歯が前にあるなど)

  • 犬歯が歯茎や他の歯に当たってしまう

  • 歯並びがガタガタ

  • 顎の大きさのバランスが悪い

原因は?

若齢期の不正咬合は主に次のような原因があります

  1. 遺伝(生まれつき)
     親からの遺伝で、顎の形や歯の生え方に問題があることがあります。

  2. 乳歯遺残(にゅうしいざん)
     乳歯が抜けずに残っていると、永久歯の位置がズレて不正咬合になることがあります。

  3. 顎の成長のアンバランス
     成長期に下顎や上顎のどちらかだけが大きくなりすぎたり、小さすぎたりすると咬み合わせが合わなくなります。

 

症状や影響

症状

不正咬合は症状を示さないことが多いですが、

口腔内に外傷がある場合は出血を伴ったり、痛みや歯周疾患、外傷性歯髄炎に繋がることがあります。

顎の長さが正常であっても1つまたは複数の歯が歯列から外れる場合もあります。

どんな影響があるの?

  • 食べにくい、噛みにくい

  • 歯や歯ぐきに傷がつく(痛み、炎症、口内炎)

  • 顎の発育に影響が出る

  • 将来的に歯周病になりやすくなる

 

診断と治療

診断

まずは目で見て、歯の状態を確認します。その後治療法などを決定する際にレントゲンを撮影します。

治療

① 治療しない(単に外見上だけであれば)

② 悪影響を及ぼしている歯を抜歯する

③ 矯正器具で歯列矯正を行う

④ 歯冠切除と生活歯髄治療を行う

 

歯列矯正が必要である場合、遺伝的要因であることの説明も必要である。

 

 

まとめ

ポイント 内容
対象 子犬・子猫などの若い動物
問題 歯や顎の噛み合わせが悪い
原因 遺伝、乳歯遺残、成長バランスなど
影響 食事のしづらさや口内トラブル
対処法 早期診断と適切な処置

 

 

 

東京都世田谷区、等々力、玉川、上野毛、尾山台、自由が丘、田園調布で、歯でお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。


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けいこくの森動物病院  世田谷犬猫歯科

〒158-0082

東京都世田谷区等々力1-34-18

シュロス等々力1F

TEL:03-3704-1014

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