けいこくの森動物病院
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けいこくの森動物病院

大腿骨頭壊死症について

こんにちは!
世田谷区等々力、けいこくの森動物病院です!
今回は大腿骨頭壊死症について紹介いたします。

 

大腿骨頭壊死症とは

大腿骨頭壊死症は、大腿骨の頭部(股関節のボール部分)の血流が遮断れた結果、骨が壊死(細胞死)する状態を指します。

この疾患は、生後4か月から12か月の間に発症し、特に小型犬種に多く見られます。

壊死した骨は徐々に崩壊し、関節炎痛みを引き起こします。

 

原因

大腿骨頭壊死症の正確な原因は不明ですが、以下の要因が関与していると考えられています。

1. 遺伝的要因:特定の犬種(例:ヨークシャーテリア、ミニチュアピンシャー、プードルなど)でこの病気の発生率が高いため、遺伝的要因が関与している可能性があります。

2. 血流の遮断:大腿骨の頭部への血流が何らかの理由で遮断されると、骨が栄養不足となり、壊死が進行します。

3. 成長期の負担:成長期における骨への過度な負荷やストレスが、血流を遮断する原因となることがあります。

 

症状

大腿骨頭壊死症の主な症状には以下のものです。

1. 跛行(びっこをひく):犬は片脚を引きずるように歩くことがあります。最初は軽度の跛行かもしれませんが、徐々に悪化します。

2. 活動の制限:遊びたがらなくなり、活動が減少します。階段を上るのを嫌がったり、ジャンプを避けるようになります。

3. 疼痛:触れられると痛がる、または鳴き声を上げることがあります。特に股関節を動かした際に痛みを示すことが多いです。

4. 筋肉の萎縮:長期間にわたって脚を使わないため、筋肉が萎縮し、脚が細くなります。

 

診断方法

獣医師は、以下の方法を用いて大腿骨頭壊死症を診断します。

1. 身体検査:歩行や姿勢を観察し、股関節の可動域や痛みの有無をチェックします。

2. X線検査:大腿骨の頭部の変形や壊死の兆候を確認するために行います。

 典型的には、骨の崩壊や筋肉の萎縮が見られます。

3. CTまたはMRI:詳細な画像診断が必要な場合、CTスキャンやMRIを行うことがあります。

 これにより、骨や軟部組織の状態をより正確に評価できます。

 

治療法

大腿骨頭壊死症の治療法には以下のものがあります。

1. 保存療法:軽度の症例では、安静、痛み止め、理学療法が有効な場合があります。

 保存療法は根本的な治癒をもたらすことは少なく、主に症状の緩和を目的とします。

2. 外科的治療:重度の症例や保存療法で改善が見られない場合、手術が必要です。

 手術方法には、次のようなものがあります。

 ◎大腿骨頭切除術(FHO)

  壊死した大腿骨の頭部を切除します。

  これにより、人工関節や軟部組織による新しい関節を形成することを期待します。

 ◎股関節全置換術

  重度の関節破壊が見られる場合、人工関節を置換する手術が行われます。

  これにより、完全な関節機能の回復が期待されますが、高度な技術とリハビリが必要です。

 

予防と早期発見

大腿骨頭壊死症の予防は難しいですが、早期発見と適切な管理が重要です。以下のポイントに注意しましょう。

1. 定期的な健康診断:定期的に獣医師による健康診断を受け、早期に異常を発見します。

2. 適切な栄養管理:バランスの取れた食事を提供し、適正体重を維持することが重要です。

3. 適度な運動:過度な運動は避け、適度な運動を心がけます。特に成長期の犬に対しては、骨に過剰な負担をかけないように注意します。

4. 遺伝的リスクの管理:大腿骨頭壊死症が遺伝的要因で発生することがあるため、発症している犬を繁殖させないようにします。

 

まとめ

犬の大腿骨頭壊死症は、特に小型犬種に多く見られる重篤な疾患です。

早期に発見し適切な治療を受けることで、犬の生活の質を大幅に改善することができます。

症状の早期発見と定期的な健康診断が、犬の健康を守るために重要です。

 

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