お家で楽しく家庭菜園・ガーデニング、その中に潜む危険が…!

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こんにちは!世田谷区等々力にあります、けいこくの森動物病院です🌳

 

 

園芸用品で中毒に?飼い主さんに知ってほしいリスクと対策

最近、「家庭菜園」や「ガーデニング」がブームですね。

おうちで花を育てたり、野菜を収穫したりするのは、心にも体にも良い影響をもたらします。

しかし、そんな癒しの空間に“中毒”という大きなリスクが潜んでいることをご存知でしょうか?

実は、ガーデニングで使用される肥料・農薬・植物の一部は、犬や猫にとって命に関わる毒物になることがあります。

今回はそんな、

✅ 園芸用品による中毒の原因

✅ 中毒を引き起こす代表的な成分症状

✅ 飼い主さんがすぐにできる予防法

✅ 症状が出たときの正しい対応方法

についてご紹介します!

 

 

園芸用品でなぜ中毒が起きるの?

犬や猫は、においや味にとても敏感。

人間にとっては「ただの肥料のにおい」でも、犬や猫にとっては「おいしそうなにおい」に感じられることがあります。

また、土を掘ったり葉っぱをかじったりする行動が習慣化している子も多く、知らないうちに有害物質を体内に取り込んでしまうことも。

特に、以下の条件に当てはまる家庭では注意が必要です

  • ガーデニングをしている庭がある
  • プランター鉢植えを置いている
  • 肥料薬剤殺虫剤を使っている
  • 野菜果物を育てている

 

 

中毒を引き起こす代表的な園芸用品と症状

以下は、中毒事故につながる可能性のある園芸用品です。

症状が出るまでの時間や重症度も、成分によって異なります。

有機肥料(骨粉・血粉・魚粉)

【特徴】

動物由来の成分(牛骨、魚介など)を使用

犬が好む匂いで、掘って食べてしまいやすい

【主な症状】

  • 嘔吐下痢
  • 腸閉塞(塊状で詰まりやすい)
  • 急性膵炎(特に高脂肪成分)

【危険な使用例】

  • プランターに混ぜ込んで使用
  • 開封後、屋外に保管したまま

ナメクジ・虫駆除剤(メタアルデヒド)

【特徴】

・ナメクジやカタツムリ駆除に使用

ほんの少量の摂取でも危険

【主な症状】

  • 震えけいれん
  • 呼吸困難
  • 昏睡死亡

【要注意】

猫にも強い毒性。経口摂取だけでなく皮膚からの吸収でも中毒症状が出ることがあります。

除草剤・殺虫剤(グリホサート、フェノール系など)

【特徴】

・広く使われている家庭用除草剤に含まれる

乾燥するまでの間が危険

【主な症状】

  • よだれが出る
  • 嘔吐下痢
  • 呼吸障害ふらつき
  • 中枢神経の異常

【注意点】

「乾いたら安全」ではありません。乾いた成分が肉球や被毛につき、毛づくろいで口に入ることも。

毒性のある植物(ユリ、スズランなど)

【特徴】

観葉植物庭木の一部が毒性を持つ

ユリ科は猫にとって特に危険

【主な症状】

  • 腎不全(ユリ)
  • 不整脈(スズラン、ジギタリス)
  • 口腔の炎症激しいよだれ(ポトス、ディフェンバキア)

【致死量】

ユリの場合、花粉花瓶の水だけでも腎不全を起こす可能性があります。猫を飼っているご家庭では完全に避けるべき植物です。

 

 

飼い主さんができる5つの予防対策

大切な家族を守るために、次のような対策を徹底しましょう。

園芸用品は密閉容器に入れて保管

袋のまま置くと匂いが漏れます。犬や猫が届かない場所に保管してください。

使用後は一定時間外に出さない

肥料や除草剤は撒いた直後がもっとも危険。乾燥・分解するまで立ち入り禁止に。

使用中も目を離さない

プランター作業中は、犬猫が近づかないように注意。特に土を掘る習性がある犬種は要注意。

鉢植え・観葉植物の選定に注意

猫を飼っている場合は、ユリ科スズランアイビーなど毒性植物を避けるのが鉄則。

ラベル表示を確認する

犬猫に有害」「犬猫への使用不可」の表記がある製品は、基本的に使用を避けるか専門家に相談を。

 

 

万が一中毒が疑われたときの対処法

中毒は、「早期対応」が生死を分ける鍵になります。

すぐに病院へ連絡を

摂取してからの時間

何をどのくらい食べたか

症状の有無(嘔吐・痙攣・興奮など)

を、できるだけ詳しくお伝えください。

食べた可能性があるものを持参する

容器のパッケージ

使った製品の成分表

写真でもOK

自己判断で吐かせない

誤った処置で状態を悪化させる恐れがあります。必ず獣医師の指示のもと対応をお願いしております。

 

 

まとめ

✅ ガーデニングや家庭菜園には、犬猫にとって有害な用品植物が潜んでいる

✅ 特に注意が必要なのは、有機肥料殺虫剤除草剤毒性のある植物(ユリなど)

✅ 中毒は少量でも命に関わることがある

✅ 日常的な予防と、異変に気づいたときの早期受診が重要

✅ 迷ったらすぐに病院へ相談ください!

 

 

【関連する記事はこちらから】

お家に飾ってある植物…それってもしかして危険かも?『有害植物による中毒』について

犬が農薬を舐めた!?命に関わる「有機リン中毒」とは

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けいこくの森動物病院  世田谷犬猫歯科

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